左のキッチンタオルは、1910年頃のフランス製、ハンドスパン、ハンドウーブン。まったくの未使用か、ほとんど使われていないか、これから湯通しすればわかるはずです。
当時の刺繍はクロスステッチなどのシンプルなものが多く、複雑で凝った刺繍をするようになるのは、買った生地を使うようになり、時間にゆとりができたからだそうです。 |
 |
最近では、ハンドスパン、ハンドウーブンのものでは、ハンガリーやルーマニアなどの東欧のものをフランス国内でもよく見かけます。ハンガリーやルーマニアのリネンの特徴は、太目の糸で織られていること、赤や青以外の刺繍がされていること。これらの国では20世紀の中頃まで、たくさんのものがハンドスパン、ハンドウーブンで作られました。
ここ数年は、こういう東欧のヴィンテージリネンが多く救出されました。使い続けてみると、やはりしなやかさという点では、フランスもののほうに分があるように思います。 |