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about linen リネンのはなし、あれこれ、よもやま話。

第17話 リネンのタオル




じめじめする梅雨の時期、乾きの早いリネンタオルが大活躍します。
リネンはコットンなど他の繊維に比べ、水分を素早く発散します。繊維の組織に中空構造を持っているからです。そのため吸湿性も高く、水分や汗をすばやく吸い取ります。
汚れが落ちやすく、洗濯にも強いので清潔に保つことができます。
リネンは汚れが繊維の内部に入り込みにくい構造になっているので、汚れがついたとしても比較的落としやすい素材です。また、濡れると繊維の強度が増すので、繰り返し洗濯していくタオルにも適しています。
リネンならではのしなやかな肌触りを楽しめます。
リネンの繊維は、ペクチンを含んでいます。ゴムのような特性を持っており、表面に柔らかな質感を与えています。
軽くてかさばらないので、旅にもおすすめです。
平織りのリネンタオルは折りたたむと小さくなってかさばりません。また、乾きが早いので、夜に干したタオルも朝には乾いていて、すぐに持ち運びする旅の朝にも便利です。

リネンバードでは、数種類、織り方の異なるタオルを扱っていますが、バスタオルサイズがあるのは、テリー(パイル)、平織り、ワッフルの3つの織りです。
使い込んでいくと、だんだん水の吸い込み具合や肌あたりが変わっていきます。それぞれの特長をぜひ味わってみてください。



terry は、「引き出す」という意味をもつフランス語 tirer に由来することばです。布糸を引き出してパイルを作ることからつけられました。両面か片面にカットされていないループが織り込まれており、肌ざわりが柔軟で吸湿性に富みます。


経(たて)糸と緯(よこ)糸が1本ずつ交互に組み合わせられ、織りがしっかりしています。リネンは吸湿性に優れているので平織りでも充分水を吸い取ってくれます。平織りは特に乾きやすいのが特長です。ヨーロッパの古くからあるホテルでは、昔ながらの平織りタオルでお客様を迎えているところが多くあります。


お菓子のワッフルの表面のように、布面に凹凸の升目がある織物のこと。蜂巣(はちす)織り、ハニカムともいいいます。表面積が広いので水分をしっかり吸収できる、軽く柔らかい織り方です。

リネンバードのスタッフや、周りのひとに、リネンタオルについて感想をきいてみました。
暮らしの中で毎日使うタオルについては、おのおの好みが分かれるところでしょうから、参考になるかどうかはわかりませんけれど…。
リネンのタオルのよい点としては、このような意見が多くありました。

・平織タオルはなんといっても乾きが速いのがいい。
・すぐに乾くと洗濯の回数が自然と減り、環境にいいと思う。
・あまりふかふかしていないクリスプな手触り、程よいシャリ感がよい。
・水分がぐんぐん吸われている気がする。使い込むと、より水分をすっと取って気持ちがいい。
・平織りは小さくたためて、すぐ乾くので旅行にいい。しまう時にも場所をとらず、すっきり。

それぞれの意見はこちらのページでご覧ください。

使い始めの毛羽立ちが、ちょっと困るという意見も目立ちました。
リネンに限ったことではありませんが、使い始めのタオルは毛羽が多く出るので、他のものと分けて洗うなど取り扱いに工夫が必要です。

平織りが乾きやすい、という感想がたくさん出てきたので、そのほかのタオルも含め、乾くまでの時間を計ってみました。
リネンテリーのフラックス63%・コットン37%のもの、平織りタオル、ワッフルタオル、リネンテリーと同じくらいふかふかしているコットンのタオル、の4種類で行いました。洗濯機で洗濯したあと、脱水機にかけて干しました。まずは、晴れた日のベランダから。
平織りやワッフルはパイル地よりも乾きやすく、2時間後にはすっかり乾いていました。



つぎは、雨の日に室内で干しました。やはり全体的に乾きにくかったのですが、それでも平織りやワッフルは3時間で乾きました。
こちらはちょっと長くなりました。



繰り返し実験したわけではないのできちんとしたデータではありませんが、リネンは乾きやすいようです。
リネンの風合い、コットンの肌触り、織り方、サイズ、いろいろと試して、お気に入りを見つけてください。


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